大腸3D-CT検査(大腸仮想内視鏡検査)
最新の大腸がん検査について
大腸3D-CT検査(大腸仮想内視鏡検査)
ハイスペックマルチスライスCTで大腸3D-CT(仮想内視鏡検査)が検査可能です。
当院の大腸CTは日本国内で4号機目、民間の医療機関では初導入である『128列スライスCT GE社製 HDCT VEO』で検査を行います。
これまでの大腸がん検診は便潜血反応を主体に行われてきました。
しかし早期がんの診断における感度は低く、便潜血陰性の進行がんもあるため、その精度は必ずしも満足のゆくものではありません。
また、大腸内視鏡検査は早期がんの診断で最も感度が高い方法ですが、検査における苦痛や前処置の負担が大きいことが問題となっていました。そのため便潜血反応にて陽性(便に血が混じっている状態)でも大腸内視鏡の検査をする人は約7~10%程度といわれています。大腸3D-CTは検査の負担が少なく、精度が高い方法として、極めて有用な大腸の診断方法であることが明らかとなっています。
仮想内視鏡とは?
大腸をガスの注入によって拡張させてから、最新の128スライスCT装置を用いて撮影することで、大腸の3次元画像を簡単に得ることができるようになりました。
内視鏡検査と比較して、苦痛がなくスムーズに大腸を検査する事が可能です。
特に女性の方には非常にお勧めの検査です。
欧米では、CTを用いて大腸を診断することが一般化しており、CTコロノグラフィ(CTC)として大腸がん検診への応用が始まっています
当院の大腸3D-CT検査(大腸仮想内視鏡)の大きな特徴
炭酸ガス注入器導入で痛みの少ない検査
炭酸ガスは通常の空気と違い、非常に吸収が早いため、お腹の張りが少なく痛みの少ない検査が可能になりました。
最新のワークステーションで、大腸仮想内視鏡画像ほか様々な3D画像の作成
大腸3D-CT(仮想内視鏡)検査のメリット
- 短時間の検査(10分程度)です。
- 大腸内視鏡検査と比較し、苦痛の少ない検査が可能です。
(高齢の方にも最適です。) - 臨床的に問題となる5mm以上のポリープにおける充分な診断能が確認されています。
- 大腸内視鏡の挿入が困難な方(女性骨盤手術後の方など)でも検査が可能です。
- 他の大腸検査で問題となる大腸穿孔や出血などの偶発症が極めて稀です。
当院は帝京大学医学部附属病院の連携クリニックになります。
大腸がんの手術等、精査等で積極的に連携を行っております。
詳細は下記のホームページをご参照ください。
上記のような症状が出たらかかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、消化器内科にご相談下さい。
診療についてClinic
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