溶連菌感染症について
溶連菌(ようれんきん)感染症って何?
溶血性連鎖球菌という細菌が、喉や皮膚へ感染し発症します。
人により多少異なりますが、基本的には風邪と似たような症状です。
感染が持続し、重症化すると腎炎・心筋炎などの合併症を引き起こします。
子どもの感染症として知られていますが、近年は成人においても多く見られます 。
溶連菌の症状は?
喉の痛み、腫れ、発熱、全身のだるさ、関節痛などです。
溶連菌が流行する時期は?
特に決まった時期はなく、一年を通して感染の可能性があります。
溶連菌の検査の方法は?
のどを綿棒で拭い、菌がいるか調べます。 簡易検査ですと15分ほどで結果が出ます。
更に詳しく調べるためには菌を育てる培養検査を行うこともあります。 (結果が出るまでは通常5日ほどかかります)
溶連菌の治療方法は?
溶連菌に効果のある抗生物質を10~14日間内服します。
この治療を行なうと症状は改善していくことが多いです。
溶連菌が治ったか調べたほうがいいの?
内服治療後に症状の改善をみとめていれば基本的には再検査の必要はありません。
症状が改善しない場合や重症な場合は血液検査や点滴などの追加の検査・治療を行なうこともあります。
溶連菌は人にうつるの?会社や学校に行ってもいいの?
感染する可能性があります。
通勤・通学は基本的には問題ありませんが、マスクや手洗いなど感染予防に努めましょう。症状が辛い時には無理して外出せずしっかりと休養をとりましょう。また、職場や学校で規定がある場合は規定に従ってください。
上記のような症状が出たらかかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、内科にご相談下さい。

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