膵臓がんの症状,検査,東京メディカルクリニック.東京 北区

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膵臓癌ってどんな病気ですか?

膵臓(すいぞう)癌とは?

最近患者さまから多く質問を受けます。
今回は膵臓がんの基本的知識~検査までをご説明します。

膵臓癌ってどんな病気ですか?

まずは膵臓という臓器を簡単に説明します。
食物の消化を助ける膵液を作る臓器です。
血糖値の調整に必要なホルモンであるインスリン、グルカゴンを作る役割があります。

膵臓は腹部の中の奥のほうにある臓器です。
胃、十二指腸、大腸、小腸、肝臓などの複数の臓器の裏側にあり非常に見えにくい臓器です。
画像診断でも非常に発見が難しい病気です。

消化器系のがんの中でも非常に発見が難しいです。
病気の進行も比較的早く進行します。
そのため死亡率も非常に高いです。
早期発見が非常に重要です。

膵臓がんの年代別罹患者数

膵臓癌は男性の癌による死亡の第5位です。
膵臓癌は女性の癌による死亡の第6位です。
年間約2万人以上の患者さまが発生しています。

膵臓がんの原因は何が考えられるのですか?

  • 喫煙 ※一番の原因ではないかと考えられています。
  • 慢性膵炎
  • 糖尿病

食事要因としては、高脂肪食や肉摂取がリスクを増加させ、また野菜・果物摂取がリスクを低下させる可能性が示されています。しかしまだはっきりとした原因は分かっていません。

膵臓癌を発見する検査方法は?

採血検査 ※腫瘍マーカー

腫瘍マーカーは癌が潜んでいると異常値を示す採血の検査項目です。
さまざまな癌の種類に応じて多くの検査項目があります。

膵臓癌の場合はCEA、CA19-9、Span-1、DUPAN-2を検査することが多いです。
しかし癌があっても必ず腫瘍マーカーの数値が異常値を示すとは限りません。
あくまで病気を疑った場合の最初のスクリーニング検査です。

画像診断

  • 腹部超音波 ※まずはこの検査を最初に検査をすることが多いようです
  • 腹部CT
  • 腹部MRI
  • 超音波内視鏡検査
  • MRCP検査 ※MRIの検査方法の一種です。
  • PET検査

などいくつかの検査方法があります。
上記の検査の中でも患者さまの負担が少なく非常に有効的な検査はMRCP検査になります。

MRCPとは

MRIの検査方法の一種です。
特に膵臓、胆のう、胆管に焦点を絞った検査です。

検査の特徴とすると経口造影剤(飲む造影剤)を飲むことで胃や小腸など消化管の画像を映らなくしてはっきりと見やすくします。
静脈造影検査(血管に造影剤を注射する検査)よりもリスクは低いです。

最初にもお話しましたが膵臓癌は非常に見つけにくいがんの一つです。
複数の検査を組み合わせて検査をしていかないとなかなか見つけることは困難です。

症状も漠然とした症状が多く、これといった自覚症状もありません。
まずは自覚症状をはっきりと先生に相談してみてください。

膵臓がん・総胆管結石

咳などが続く方へ

当院は帝京大学医学部附属病院の連携クリニックになります。
大腸がんの手術等、精査等で積極的に連携を行っております。

詳細は下記のホームページをご参照ください。

帝京大学医学部附属病院 下部消化管外科

上記のような症状が出たらかかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、内科にご相談下さい。

※当院では膵臓癌の治療をすることは出来ません。
治療が必要な場合は患者さまと相談のうえ専門医をご紹介します。

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