女性化乳房について

女性化乳房とは、男性の乳腺組織が肥大や増殖をすることにより女性のように乳房が発育するものをいいます。
女性化乳房の原因
思春期・性染色体異常・内分泌疾患によるものなど様々な原因がありますが、
薬剤によるものの頻度が高くみられます。
女性化乳房の症状
両側もしくは片側の乳腺の肥大・腫瘤(乳頭 ・乳輪直下のことが多い)・圧痛が見られることが多いです。
思春期や老齢期に発症するものは生理的な変化の事も多く、半年から1年ほどで自然消退することもあります。
しかし、わずかではありますが腫瘤が乳癌のこともありますので、特に高齢者の女性化乳房の場合には注意が必要です。
女性化乳房の検査
超音波検査やマンモグラフィーを行ないます。
乳癌との鑑別が必要な場合には細胞診や針生検などを行なうこともあります。
女性化乳房の治療
基本的には経過観察です。
薬剤が原因と考えられる場合には薬剤の中止や変更・減量を検討します。
乳癌が疑わしい場合や自覚症状が強い場合は切除をおこなうこともあります。
上記のような症状が出たらかかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、乳腺科にご相談下さい。
当院では、乳腺科にご相談下さい。

診療についてClinic
診療受付時間
月~金
午前 | 8:45~11:15 |
---|---|
午後 | 13:45~17:00 |
土
午前 | 8:45~11:15 |
---|---|
午後 | 13:45~16:30 |
診療開始時間
午前 | 9:00~ |
---|---|
午後 | 14:00~ |
お問い合わせ
