消化器系がんの種類
年々、がんは増えてきている
がんの多くは生活習慣が原因で起こりますので、ちょっとしたことから見直して下さい。
食生活の改善
- 塩分を控えめに
- 熱いものは冷ましてから
- 焦げた部分は避ける
- 脂肪をとり過ぎない
- 野菜・くだものを積極的にとる
- いろいろなものをバランスよく食べる
がんになったら早期発見が最も大事
がんの治療の中心となるのが手術療法です。以前とは違い現在は、早期がんであれば、がんの周辺まで大きく切除せず、がんの部分だけを切除する『縮小手術』が行えるようになっています。
早期がんはほとんど症状がありませんので定期的な検査を受けることが重要です。
乳がんや子宮がんなど、比較的若い年代に多いがんを除き、一般には40~50歳になったら定期的に検査を受けるようにして。
(1) 胃がん
どのような症状ですか?
『胃痛』『胃もたれ』『食欲不振』などが主な症状ですが、初期のがんではほとんど症状はでませんので、定期的な検査が重要です。
どのような検査がありますか?
血液検査による腫瘍マーカー、胃X線検査、内視鏡検査です。内視鏡検査は胃の全ての部分を見るのは大変な為、初回の検査はX線をお勧めします。
日本人にいちばん多いがん
- 40歳から増え始め、60歳代が最も多くなる
- 男女比は2:1で男性に多い
- 危険因子は塩分のとりすぎ・喫煙など
早期で90%程度が治りますので、早期に発見することが重要です。
(2) 大腸がん
どのような症状ですか?
『血便』『便が細くなる』『排便後も残便感がある』などの症状がありますが、肛門から離れた場所にできるがんほど症状がわかりずらくなります。また、がんが小さいうちは、なかなか症状は現れませんので、定期的な検査が必要です。
どのような治療がありますか?
基本的には手術となりますが、早期のがんであれば『内視鏡手術』や『腹腔鏡手術』などの負担の少ない手術ができます。
例えば、父親が家族性の大腸がんだと、その子供に遺伝する確率は、性別に関係なく50%ずつとなる
内視鏡(大腸がん)
このように早期で発見されれば内視鏡手術で切り取れます。
当院は帝京大学医学部附属病院の連携クリニックになります。
大腸がんの手術等、精査等で積極的に連携を行っております。
詳細は下記のホームページをご参照ください。
帝京大学医学部附属病院 下部消化管外科 ホームページ
上記のような症状が出たらかかりつけの先生にご相談下さい。
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