ピロリ菌・検査 方法・除菌,症状 について.胃がんや胃潰瘍.東京メディカルクリニック,東京都 北区

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健康な胃をとりもどそう

胃の病気の症状はさまざまです。無症状に注意しましょう。

胃や食道などの上部消化管には、さまざまな不快な症状が起こることがあります。

症状は、胃の痛み、胸の痛み、胸やけ、呑酸(どんさん)、げっぷ、のどのつかえ、のどの違和感、胃のもたれ、膨満感、食欲不振など、実にさまざまですが、このような症状は、消化器の異常が原因で起こることもあれば、それ以外の臓器の異常が原因となって起こることもあります。

症状だけから、原因となる病気を正確に突き止めることはできませんが、痛みのある場所やその程度、症状の出かたは、病気の見当をつけるために、とても大切な情報です。

しかし、無症状でも病気が存在していることがあります。普段の生活習慣の見直し、定期的な検査による状態のチェックを行い、健康な胃を取り戻しましょう。

胃の病気の症状はさまざまです。無症状に注意しましょう。

ピロリ菌について

ピロリ菌って何?

ピロリ菌は人間の胃の中に住んでいる細菌です。 1980年代に発見されましたが、この菌が胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因となっているということが、近年明らかになってきています。
また、胃がんの発症にも深くかかわっていると言われています。

ピロリ菌は胃の粘膜を好んで住みつき、粘液の下にもぐりこんで胃酸から逃れています。また、十二指腸の粘膜が胃と同じような粘膜に置き換わってしまった場所(胃酸から十二指腸を守るためにこのような変化をする場合があります)では、ピロリ菌が住みつくこともあります。

ピロリ菌検査

胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療方針を決めるために欠かせない検査です。
方法は大きく分けて2種類あります。ひとつは内視鏡検査の時に胃粘膜組織を採取し、調べる方法です。

もうひとつは血液の中にピロリ菌に関係した物質があるかどうかを調べる方法です。
これらの中からひとつの方法を選んで診断や、治療効果の判定を行います。

H.pyloriの年代別感染率

胃部レントゲン検査

バリウムを飲んでレントゲン写真をとる検査です。潰瘍の部分にバリウムが入り込み、胃や十二指腸の内壁から突き出たように写るため、どこに病変があるかを確認することができます。

胃の異常の有無を調べる為の基本的な検査で、内視鏡とは違い、胃全体を写し出しますので、初期検査で行います。
胃潰瘍・胃癌などの診断に有用です。

胃部レントゲン検査(胃がん)

胃部レントゲン検査(胃がん)

代表的な病気 胃がん・胃潰瘍

消化器の病気は、食習慣、喫煙、飲酒などの生活習慣やストレスとの関わりの強いものが少なくありません。

近年では、人間関係などのストレスから腹痛や下痢などの症状が慢性的に現れる過敏性大腸症候群(IBS)や、潰瘍はないのに胃腸が痛むディスペプシア(NUD)という病気が増加してきているといわれています。
しかし、やはり多くの方が気にかかる病気が胃癌・胃潰瘍、慢性胃炎だと思われます。

胃潰瘍 どんな病気?

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、ピロリ菌、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID:エヌセイド)などにより、この防御機構が傷害されて粘膜が傷つき、そこが胃液の攻撃にさらされることで、胃や十二指腸の粘膜や組織の一部がなくなる病気です。

これにより、胃部の痛みや不快な症状を感じたり、さらに病気の程度が悪くなると、その部分から出血して吐血や下血(便に血液が出ること)、穿孔(胃・十二指腸に穴があくこと)、腹膜炎などの症状が起こったりします。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の多くは、薬の服用などで治すことができますので、早めにしっかりと治療することが大切です。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍で起こる上腹部の痛みや胸やけ、吐き気などは、胃がんの場合にも起こる症状です。きちんと検査を受ければ、胃がんを早く見つけることにもつながります。

胃がん どんな病気?

  • 40歳から増え始め、60歳代が最も多くなる
  • 男女比は2:1で男性に多い
  • 危険因子は塩分のとりすぎ・喫煙など
  • ごく早期のがんは内視鏡で治療できる

胃粘膜から発生するがんの総称です。日本人の胃がんは、集団検診による早期発見率の向上、治療法の進歩などによって低下しつつあるとはいえ、依然として、がんによる死亡率の第2位です。
頻繁に胃粘膜を刺激することが原因につながりやすいとされています。アルコール、たばこ、塩分の濃い食品、焼き魚の焦げた部分、硬い米飯などが粘膜を刺激すると考えられています。
さらに、胃の中に鞭毛を持ったヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)という細菌がいて、これが発症に深くかかわっているとも考えられています。特に日本人はピロリ菌の感染率が高いとされています。

検査と治療について

内視鏡検査

細い管に超小型カメラがついた内視鏡を口もしくは鼻から入れ、モニターで胃や十二指腸の状態を確認する検査です。
潰瘍の進行度や深さの診断、他の病気との区別ができます。

同時に、検査のために組織をとったり、出血を止めるための処置などを行うこともあります。

ピロリ菌除菌

胃潰瘍・十二指腸潰瘍については、日本でも2000年11月より、ピロリ菌の除菌療法が保険で認められるようになりました。

ピロリ菌の除菌に成功すると、
何度も再発を繰り返していた潰瘍の再発がおさえられる
維持療法(潰瘍が治った後も、再発予防のために薬を飲み続けること)
が必要なくなるなどの効果があります。

ピロリ菌がいるかいないかで、潰瘍の再発率がこんなにちがう!

当院は帝京大学医学部附属病院の連携クリニックになります。
大腸がんの手術等、精査等で積極的に連携を行っております。

詳細は下記のホームページをご参照ください。
帝京大学医学部附属病院 下部消化管外科 ホームページ

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