脳梗塞の早期発見のMRI検査。健診会 東京メディカルクリニック.東京都北区

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脳梗塞について

脳梗塞は、脳の血管がつまる病気です。血管が詰まるとその先に血液が流れなくなり、酸素や栄養が不足します。この状態が続くと脳細胞が壊死し、様々な症状や障害を引き起こす可能性があります。

脳梗塞の原因

脳梗塞の原因として、一般的に高血圧・糖尿病・高脂血症などが知られていますが、喫煙や肥満・食事・アルコールの過剰摂取・運動不足・ストレス(睡眠不足)などの生活習慣や加齢・脱水により動脈硬化が促進され発病するリスクが高まります。
また、不整脈の一種である心房細動は心臓に血栓ができやすくなり、血栓が脳につまると脳梗塞になる原因になります。

脳梗塞の症状

脳梗塞の前兆として、TIA(一過性脳虚血性発作)があげられます。
この一過性脳虚血性発作とは、脳の一部の流れが一時的に悪くなることで起こり数分から数十分、長い場合でも24時間以内に回復し症状は消失してしまいます。
しかし、この一過性脳虚血性発作を放置すると約半数の方は数日以内に脳梗塞を発症するため、脳梗塞の早期発見のために初期症状の段階で病院を受診し適切な治療を受ける必要があります。
症状は以下です。

  • 急に片側の手や足がしびれる。顔の半分がしびれる。
  • 意識を失う。
  • 舌がもつれてろれつがまわらない。上手くしゃべられない。
  • 言葉が理解できない。
  • 自分の話したいことが話せない。
  • 左右、どちらかの目が見えにくくなる。視野が狭くなる。
  • 箸を上手く持てない。
  • 吐き気や嘔吐がみられる。
  • 立っていてもバランスがとれず、力が入りにくい。上手く歩けない。

脳梗塞の症状は、脳のどの部位(血管)で梗塞を起こしたかにもよって現れる症状は異なります。
主な症状は以下です。

麻痺

脳梗塞や脳出血を起こした場合、多くの人に片半身が動かない(動きにくい)症状がでます。脳に障害がある場所に対して左右に障害が出ます。

感覚障害

麻痺と同時にその半身の感覚異常が起こることがあります。特に手や足に特徴が現れます。

言語障害

言語障害には失語症(言葉が出にくい)と構音障害(発音がしにくい)があり周囲からは理解されにくく、本人は状況の判断が出来ているため、非常に焦りを感じることが多いです。

視野障害

視野障害では、例えば右脳の障害では右目でも左目でも左半分が見えない、視野が狭くなる、ぼやけてみえるなどの症状があります。

失調

物をとろうとしても上手く掴めない事や通り過ぎてしまうような症状です。食事時も箸で食べ物を掴むのが困難になります。
その他にも、頭痛・めまい・耳鳴り・意識障害などがみられる場合があります。

脳梗塞の検査

自覚症状・感覚障害の確認とMRI画像にて診断を行います。
上記症状を脳出血などの他の疾患と区別するためにもMRI検査を行います。
MRI検査の撮影方法で拡散強調画像と呼ばれる方法は、新しい脳梗塞部分をとらえることができます。
この検査結果により、古い脳梗塞か新しい脳梗塞かを区別することで治療の緊急性を図ることができます。
また、MRA検査では、脳の血管を検査する方法で動脈硬化の程度や狭窄・閉塞の有無を調べることができます。

脳梗塞の後遺症

脳梗塞の後遺症は以下に分かれます。後遺症の程度は人様々で、主な障害は以下になります。

神経障害

身体機能に起こる障害です。言語障害・運動障害・感覚障害・視野障害・排泄障害・嚥下障害があります。

高次機能障害

言葉を理解し話す・判断する等の精神活動の障害です。言語障害・記憶障害・認知障害・行為障害です。

感情障害

気分や感情の変化を基本とする障害で感情が不安定になる障害です。

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