高血圧,予防,症状,検査について。東京 北区.東京メディカルクリニック,治療案内

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高血圧について

高血圧ってどんな病気なの?

高血圧の遺伝要因と環境要因

高血圧症の9割以上が原因不明の本態性高血圧です。
本態性高血圧は30~40%の遺伝的要因、残りの60~70%の環境要因の関与が考えられています。

治療方法としては一般的にまず環境因子、生活習慣の改善(食塩制限・カリウム摂取・肥満解消・アルコール制限・運動療法・禁煙等)が行われ、これでも血圧が低下しない場合は、降圧剤による治療が行われます。

これらの生活習慣の改善や降圧剤の効果は、一人一人の患者さんごとで効果が異なります。
各個人に合わせて最適の治療を行う事が大切です。

高血圧のように多因子がその成因に関与する疾患では、遺伝因子と環境因子がその病態と治療にも密接に関連して関与してくる可能性が考えられてます。

血圧の基準値

  • 収縮期(最大)血圧  140mmHg未満
  • 拡張期(最小)血圧  90mmHg未満

ライフスタイルと高血圧

ライフスタイルとして食塩と高血圧の関係は明らかになりました。

食塩の制限の目標は日本高血圧学会の最近のガイドラインでは、6グラム未満となりました。
日本人の食塩摂取量はやや減少傾向にはあるが、1日平均11グラム~12グラムとまだ多い傾向にあります。食塩制限の効果には個人差があるが、1グラム辺り約1mmHgの血圧効果が期待できます。

カリウム、カルシウム、マグネシウムは摂取不足が高血圧に関連します。
これらを多くとる事により、小さいながら血圧低下が期待できます。
果物と野菜、低脂肪の乳製品に富む食事はミネラルを豊富に含み、食物繊維やタンパク質も多く、最近のガイドラインで推奨されています。

高血圧に高脂血症が加わると動脈硬化がさらに進行します。
コレステロールを下げるには、動物性脂肪とコレステロールの摂取制限が有効です。
中性脂肪(トリグリセリド)の低下には、糖質とカロリー制限が重要となります。
HDLコレステロール(善玉コレステロール)は、飲酒や禁煙、運動により増加します。

体重や肥満度と血圧との間には密接な関係があり、BMI(適正体重値)25未満の達成と維持が重要であります。減量の降圧効果は明らかで、1キロ辺りで1-1,5mmHgの血圧効果が期待できます。

喫煙は動脈硬化を促進し、喫煙は高血圧の危険因子とはされてはいませんが、血圧はタバコを吸うたびに上昇します。

高血圧の管理におけるライフスタイルの改善は、利点が多いが限界や問題点もあります。
ライフスタイルの改善は血圧を下げ、他の心血管危険因子を是正し、副作用もほとんどなく、費用もかからないというのが利点です。
下記の9か条から出来るところから始めてみてください。

高血圧 予防の9か条

  1. 塩分(Nacl)を控える
  2. アルコールは1日に1合まで
  3. 野菜は毎日
  4. 乳製品を毎日とる
  5. 肉より魚を多くとる
  6. 夜間の食事を減らす
  7. 20分から30分ほどの軽い散歩
  8. ストレスを減らす
  9. タバコを減らす

患者さんからの質問例

高血圧治療の流れはどうなってるの?

高血圧の治療はまず、食事療法や運動療法、節煙、節酒などの生活習慣の改善から始めます。
ただし、すでに血圧が高い場合には直ちに薬による治療を始めます。
当院では140/90mmHgで症状(頭痛、めまい等)がある患者様は投薬治療対象になります。

薬を自己中止したんですが、どのような弊害があるのでしょうか?

自分の判断だけで中止することは危険です。
薬の力で血圧が下がっているだけであって、生活習慣を改善しない限り、血圧はすぐに戻ってしまいます。
また、薬を飲んだり飲まなかったりすると、血圧の上下を繰り返してしまい、かえって血管を傷つけることになります。
規則正しく飲むことが大切です。

良く薬を飲み忘れるのですが?

生活の習慣になっていることと併せて服用してみましょう。
なお飲み忘れたからといって、次回に2回分飲んではいけません。

家庭血圧計で測るポイントは?

朝と晩に2回、それぞれ2度ずつ測ると良いでしょう。
記録する値は2度目がよいでしょう。
上の血圧は変動しやすいので、少しぐらい高くても、あまり神経質に考えることはありません。

しかし、下の血圧はあまり変動が無く突然に値が3桁になったりしたら注意が必要です。
その場合は一度診察を受けてください。

普段は正常値なんですが、先生に診察中に血圧を測ってもらうと高いことが多いです。 どうしてでしょうか?

それは白衣高血圧と呼ばれています。
診察室だと緊張してしまい、血圧が高くなることを言います。

  • まずはきちんとお薬を飲む事。
  • 後は無理のない範囲で生活習慣を変えましょう。
  • それによりお薬の効き目もかなりよくなります。

上記が気になったら、かかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、内科にご相談下さい。

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